07/14に開催されたノンバーバルヒプノ 東京練習会の報告
こんにちは、上条です。先日行われた練習会の報告記事です。
先日の練習会では、初めてセミナールームを使って丸一日の練習を行いました。
みことさんの好意で、みことさんから全員への技術伝授からスタートしました。
体を弛めるスワイショウから、今回は、初心者でも気感さえあれば小周天・大周天が3分で
できるようになってしまう練習法を加えました。みなさん軽くできていたので、もはや中級者を
超えているはずです。
そして今回は、参加メンバーのHさんから、ノンバーバル・ヒプノの新技2つの発表がありまし
た。
いくつかの新技のうちから、ご自身で何度も試されて効果性が高いものを厳選して発表していた
だいたので、
とてもインパクトがあるものでした。「超人ハルク」には思わず笑いが、、、。
実際に使用したときの裏話も聞けて、とても参考になりました。まだまだ他にも試験運用中の技
術があるということなので、
今後が楽しみです。
古典催眠との併用をテーマとして扱ってほしいという希望が以前からあったので、今回から瞬間
催眠を扱い始めました。
具体的には、頚動脈洞圧迫法などの練習をしました。実際に触れて押す強さやタイミング、スピー
ドなどをみなさんそれぞれに
つかめたようで好評でした。もっと練習して、林貞利さんのように1・2・3カクーンとかっこ
よくやりたいなどという声もあったので、
さらに精度を高められるように、次回も引き続き練習を行いたいと思います。予定としては、ア
メリカなどでは最もメジャーなアーム・プルを、次回は
瞬間催眠のメインの練習項目としたいと思います。ストリート催眠で外国人にかけるのに重宝す
るはずです。
以前私が電車に乗ってエリクソンの本を読んでいたときに、錦糸町あたりで外国人カップルが声
をかけてきて、
「Oh! Are you a hypnotist ? Please hypnotize me. 」みたいにしつこく懇願されて、少しか
けてあげたことを思い出しました。
日本人と違い、欧米人は催眠にけっこう積極的です。瞬間催眠やノンバーバルヒプノの技術があ
れば、どんなタイミングで頼まれても、
すぐに施術の対応がしやすいですね。次回は、アーム・プルと非言語を同時に使って、深トラン
スまでいっきに引き込むというのも、練習として面白いかもしれません。
そしてOさんによる気功でフォークを曲げるパフォーマンスです。
写真をみるとわかると思いますが、決して強く持って曲げているのではないのに、もはや原型を
とどめず、有り得ない感じのオブジェと化しています。
フォーク曲げというと、マジックの十八番という感じがしますが、気功でも実はできるんですね。
マジックだよと言いながら、マジシャンに気功で曲げて見せたらさぞ驚くでしょう。タネが無い!
「あの」タイミングが無い!おかしい!って。
マジシャンからみたら、普通のフォーク曲げのマジックのタネは丸分かりのはずですから。
参加者の一人が、一言、ここに参加している人間は、みんな「魔人」だと言っていたのを聞いて、
あらためてすごい人間の集まりであることを
実感させられました。まあ、非言語技術を日常生活で使いこなしている人たちですから、普通に
考えたら異様な集団かもしれません。
第2部の終わりごろには雨が降り出し雷も鳴って、ここで帰る人が多かったのですが、残りのメ
ンバーで第3部に突入。
なんだかみなさんよっぱらった様に良い感じにハイな感じになっていましたが、基礎訓練をきっ
ちりやりました。
催眠コミュニケーション講座(感情編)の卒業生の方もここで合流し、実はかなりの気の使い手
であることが発覚して、同調の感覚の精度を上げる練習を、みことさんと
長い時間やっていたようでした。最後にSさんと飲みに行ったようですが、いったいどんなディー
プな話があったのでしょうか、気になります。
そんなこんなで練習会は終了。次回はさらにすごいことになるような気がしています。
参加者と日程を合わせていたら、8月の開催は難しいので、変則的ですが、8月の練習会は
9月1日にまわし、9月の練習会は9月29日ということになりました。
というわけで、次回は9月1日(日)と9月29日(日)を予定しています。
日本催眠術倶楽部
公認講師 上条豊
2013,07,17 水曜日 08:31 AM