ノンバーバルヒプノとは
言葉によらない催眠術の事です。
目も合わせず、言葉を使わず、ノーリアクションで催眠術をかける技法です。
催眠術の仕組みを理解しなければ全く意味がわかりません。
まずは催眠術とは催眠状態で無ければかかりません。
催眠状態とは、起きている状態と寝ている状態の間の状態です。
催眠状態とは他の名称では、
トランス状態・覚低状態・瞑想状態・変性意識状態・乖離状態等と言われる事があります。
これらは名称が異なりますが、同じ意味になります。
人はこの催眠状態になるとドーパミンが大量放出され、脳が快感物質で満たされるため、非常に気持ち良い状態となります。
これは筋肉の付いている動物は全て催眠状態になれると言う事を意味しています。
つまり、哺乳類だけではなく、鳥類や爬虫類・両生類や魚類も催眠状態になる事が出来ると言う事です。
ノンバーバルヒプノは言語を介さないので、人以外の動物たちにもかける事が出来ると言う事になります。
催眠状態は通常深さ別に三段階に分けてます。
軽トランス状態
筋肉操作・運動操作が可能な催眠状態
中トランス状態
嗅覚・味覚・体感覚・感情操作が可能な催眠状態
深トランス状態
幻覚・記憶操作・意識体の時間軸移動が可能な状態
言語催眠では上記は言語入力するので淡々と深いトランス状態の暗示へ誘う事が出来ますが、ノンバーバルヒプノ 現代催眠上級講座では通常、中トランス状態までの暗示を使う事を教えています。
しかし、昔の書籍などには深トランスの暗示を入れる妖術使いも居たようで、実際には無いはずのお皿に乗ったおまんじゅうを見せて(幻覚)持った時の体感覚も与えて、食べたら美味い(味覚変化)と言わせたと言う事です。
日本催眠術倶楽部催眠術師田村
2013,12,13 金曜日 08:29 AM