日本催眠術倶楽部が認知科学に貢献

先日行われたノンバーバルヒプノ ディープセコンド講座ですが、今回は記憶の削除と言う事をカリキュラムで行いました。

催眠術師の田村です。

記憶の削除の際に起こった手順は認知科学的視点から見ると非常に興味深い結果を示しました。

手順1、被験者の任意の記憶を消す作業を行う。

手順2、ホメオスタシスの上書きを行う。

結果を見て見ましょう。

パターン1、ほぼ思い出せない。(記憶がほぼ消えた)

パターン2、記憶が薄れて思い出すのが困難

パターン3、その記憶が有るのはわかるが、記憶に伴う感情が消えている。

パターン3を見るとわかるのですが、感情は記憶の一部と言う事がわかります。

記憶が消されると、先に感情が消えて、その後、記憶が消えるのです。

これは記憶されている情報が認知され脳に入っている状態を示す良い資料となります。

日本催眠術倶楽部が認知科学に貢献出来ている事を非常に嬉しく思います。

この記憶に関する情報の保存状態は当倶楽部が2013年5月27日に見つけています。

まだ未開拓の分野を扱うと、新しい発見があり、楽しいですね。

日本催眠術倶楽部

催眠術師 田村

tamura@j-002.net

2014,04,30 水曜日 07:54 PM