【催眠術のかけ方】女性やお子様でも気軽に楽しめる催眠術の基本ステップを初めての方にもわかりやすくご紹介します。

催眠術って難しい?特別な力がいるの?
試したけど、なかなか思うようにいかない…
初めてだと、ちょっと難しいかなと感じている?

そんな心配はいりませんよ。
催眠術、実はコツをつかめば、
どなたでもやさしく始められます。

今日は、2010年からテレビ番組で輝く、
プロの催眠術師が10年以上の経験を生かし、
10000人を超える催眠術師を育て上げた、
日本以外でも催眠術の学校を運営し、
現在も海外で催眠術の研究を続けている催眠クリエイター田村が
どうやって催眠術をかけるか、優しく教えてくれます。
この記事を読んだら、まったくの初心者さんでも
催眠術がかけられるようになりますよ。



そして、催眠術を学ぶことで、
お話しするスキルも自然と身につきます。
だから、ぜひ楽しみながらマスターしてくださいね。

 

催眠術って、実はとってもシンプル。

実はね、初めての方でも 10分あれば、催眠術の基本を 覚えられるんですよ。

そう、催眠術に必要なのは、 10分で学べるほどシンプルなポイント。

この記事では、催眠術をかける上で 本当に大切な

【3つのステップ】 【3つのポイント】 【3つのレベル】 を、わかりやすく解説していくわね。

最初の一歩は、催眠術のやさしい導入から。

そしてね、この導入をもっと細かく見ていくと、
【3つの優しいステップ】に分けられるんです。

この3ステップを覚えれば、催眠術の始め方はバッチリ。
さあ、一緒にゆっくりと解説していきましょう。

ステップ1は、信頼の橋をかけること。
催眠術師としての信頼を築く方法をお話しします。
ラポール、これは「信頼関係」とも言えるけれど、
ここでの信頼は、ちょっと特別なんです。

催眠術におけるラポールは、
「この人なら任せられる」と感じてもらうこと。
例えば、「お医者さんと患者さん」の信頼に似ています。

友達に風邪を治してもらおうとは思わないですよね?
それは、お医者さんなら治せると信じているから。
これが、ラポールの大切なところ。

そして、その信頼があるからこそ、
お医者さんは診察や治療を行えるのです。

催眠術も同じ。相手に、
「この人なら催眠術をかけてくれる」と信じてもらうことで、
スムーズに催眠術を進められます。

だから、まずは自信を持って、
「私には催眠術ができますよ」と伝えましょう。
つまり、「私は催眠術師です」としっかり名乗ることが、
とても大切なんです。

そして、信頼を勝ち得るためには、
自分の「威光」を高めることが必要です。

威光とは、簡単に言うと、
「この人は信頼できる催眠術師だ」と感じさせること。
威光が高まれば、ラポールも自然と築けます。

逆に、自分を卑下するようなことは避けましょう。
例えば、「私は催眠術の初心者です」と伝えると、
信頼が得られにくくなります。

実は、催眠術がうまくいかない場合、多くは
「ステップ1のラポール形成」が足りていないから。

だから、「私は催眠術ができます」「私は催眠術師です」と、
自信を持って伝えていきましょう。

「初心者です」と自己紹介するのは控えめにね。

 

「ステップ1 ラポール形成」がうまくいったら、

次は「ステップ2 メリットを伝える」の時間です。

ここでのキーポイントは、相手に 「催眠術を体験したくなる!」と思ってもらうこと。

そこで、催眠術師は、体験する楽しさや 催眠術の「いいところ」を紹介します。

たとえば、

「催眠術でリラックスして、  まるで夢の世界にいるような感覚を味わえますよ。」

「催眠術を体験すると、  普段とは違う自分を発見できて、とっても新鮮ですよ。」

など、催眠術によって実現する 楽しい体験を紹介します。

そして、相手が「それ、体験してみたい!」と言ってくれたら、

「ステップ2 メリットを伝える」は大成功。

ステップ2をクリアしたら、 「ステップ3 トランスへの誘導」に進んでみましょう。

もちろん、これらのメリットはほんの一例。

催眠術を通じて感じられるいいことは、 もっともっとたくさんあるんです。

そして沢山イメージを膨らませてもらいましょう。

いろいろなメリットを伝えることで、 催眠術への興味を深めてもらえるんですよ。

メリット会話にはいろいろなパターンがあるので、

催眠術でできることをしっかり覚えておくといいですね。

なお、「催眠術を体験したい!」と 最初からワクワクしている方もいるので、

そういう場合は、「ステップ2」はもうクリア。 さっそく次へ進んでOKです。

「ステップ3 トランスへのやさしい誘導」
ここまでで、「ステップ1 ラポール形成」と「ステップ2 メリットを伝える」をクリアしたら、

次は、「ステップ3 トランスへの誘導」の時間です。

催眠術を成功させるためには、
先に築いた信頼関係をさらに深めていくことが大切。

そこで、トランスへの優しい誘導が始まります。
トランス誘導って聞くと難しそうだけど、
要は、催眠術師の言葉に心から耳を傾けてもらうこと。
(=信頼関係のさらなる深化)

この信頼が深まれば深まるほど、
いろいろな催眠術を楽しむことができるようになるんです。

そして、その魔法のような体験をお見せするために、
さまざまなトランス誘導の方法がありますが、

ここでは、特に心地よい「ハイブリッド催眠」をご紹介します。このハイブリッド催眠は、古来から伝わる催眠誘導法を、最新の知見でブラッシュアップしたもの。とても新しくて、効果的な方法なんですよ。



大切なのは、相手の呼吸に心を寄せて、
トランスの世界を一緒に想像すること。

そうやって共感することで、トランスの感覚が相手にも広がり、
自然と催眠の状態へと導かれます。
これでトランスへの誘導は成功。
次に、楽しい催眠術の旅を始めましょう。

【やさしい言葉で紐解く】催眠術の基本の「き」
催眠術をかけるための5つのやさしいステップ
まずは催眠術の導入の3つのステップ、

1. 信頼を築く「ラポールの形成」
2. 魅力を伝える「メリットの共有」
3. 心を開く「トランスへの誘導」

これらがすべて整ったら、催眠術の世界へ一緒に踏み出しましょう。

 

催眠術の優しい導入、3つのステップ

1. 心の扉を開く「ラポールの形成」
2. 夢中にさせる「メリットを伝える」
3. 魔法の世界へ「トランス誘導」

これらを一歩一歩進めたあと、さあ、催眠術の時間です。

実際に催眠術を始めるとき、
【5つのやさしいステップ】で説明すると、みんなにもっと伝わりやすいです。

この5つのステップをおぼえておくといいですよ。

それは、

1. 「宣言」してみましょう
2. 「スイッチ」を押して
3. 「追い込み」で深めて
4. 「確認」で安心を
5. 「解除」で戻ります

の5つのステップ。

一つひとつ、やさしく解説していきますね。

1. 「宣言」は、
「あなたは今から●●のように感じますよ」と始めること。
例えば、「あなたは今から、手が軽くなるように感じますよ」
「あなたは、とってもリラックスできるんですよ」などです。

2. 「スイッチ」は、催眠の世界への入口です。
「今、深呼吸をして、目を閉じてみてくださいね」と誘います。このステップで、相手は催眠の準備が整います。

3. 「追い込み」で、催眠の深さを増します。
「あなたの心が軽くなり、すべての緊張が解けていくのを感じてください」と、心地よい状態へと導きます。

4. 「確認」では、催眠状態にあることをやさしく確かめます。
「あなたは今、とてもリラックスしていますか?」と聞き、相手の感覚を確認します。

5. 「解除」で、催眠からやさしく戻ります。
「今から3回数えると、目が覚めて、すっきりとした気持ちになりますよ」と案内し、1から3まで数えて催眠を解除します。

これらのステップを踏むことで、催眠術の体験を安全に、そして心地よく進めることができます。まるで、夢からさわやかに目覚めるように、催眠術の旅は終わります。そして、この不思議で楽しい体験を通じて、新しい発見や感覚を楽しむことができるんですよ。

2. 「スイッチ」って何?
「スイッチ」は、まるで魔法の言葉のように、
「これから、素敵な変化が始まりますよ」と伝える合図。

催眠術師というと、よく指をパチンと鳴らすイメージがありますよね。
その瞬間がまさに「スイッチ」の時。

でも、「指を鳴らせないんだけど…」と心配する必要は全くないんです。
この合図は、どんな方法でもいいんですよ。

たとえば、

- 「手をたたく」
- 「やさしく肩に手を置く」

これらも素敵な「スイッチ」になります。

3. 「追い込み」ってどういうこと?
「追い込み」は、優しく、夢へと誘う言葉を重ねること。

お気づきかもしれませんが、テレビで見る催眠術では、催眠術師の方がたくさんお話ししていることが多いですよね。その理由は、ちょうど「スイッチ」の後、心地よい言葉を何度も繰り返して、深いリラックス状態へと導くから。

そんな風に、やさしい声で、夢見るような世界への扉を開いてくれるこの過程が「追い込み」なんです。

4. 「確認」って、どうするの?
「追い込み」で心地よい旅を続けたあとは、
「本当に夢の中にいるかな?」とやさしく確かめる時間。

「手は軽く感じますか?」
「心はとっても落ち着いていますか?」

こんな質問をして、催眠がちゃんとかかっているかを確認します。

5. 「解除」のやさしい方法
夢の旅が終わり、現実の世界へ戻る時、
催眠の魔法をそっと解いてあげましょう。

催眠術の終わり方も、とっても大切なんです。
だから、やさしく、しっかりと「解除」することが大切。

そして、「覚醒」という方法で、ゆっくりと目を覚ましていくんです。

…というわけで、催眠術をかける【5つの手順】をお伝えしました。

次に、より具体的な催眠術の例をご紹介するので、
実践しながら楽しく学んでいきましょう。

 

【さまざまな催眠術を楽しもう】
これから、いろんな催眠術の世界を一緒にのぞいてみましょう。

まずお話しするのは、とってもシンプルで基本的な「手が開かなくなる催眠術」。これから紹介する方法で、不思議な体験ができるんです。

「手が開かない魔法の術(カタレプシー)」のやさしいかけ方


【コップが持てなくなる魔法の言葉】

- 次に目を開けるとあなたはコップが持てなくなってます。
- コップがテーブルにくっついてどうしても持つことができません。。
- 三つ数えると必ずそうなります。一つ二つ三つ<<スイッチ>>
-これを持ってみてください。ホラ持ち上がらない。

【解除】
- 3つ数えたら、またコップを持てます。
- 1、2、3、!

ほら、コップを自由に持てるようになったね。

このように、催眠術は不思議な体験を楽しむためのもの。一緒に、もっとたくさんの魔法を見ていくよ。

 

人間ブリッジ



今から三つ数えるとあなたの体は一本の太い頑丈な鉄の棒になります。
三つ数えると必ずそうなります。
一つ二つ三つ!<<スイッチ>>

 

 

話した言葉の後に「嘘だけど」と言ってしまう催眠術



あなたの右手にミギーが宿る催眠術


頭に手がくっついて離れない催眠術


さっきお話したように、【5つのステップ】を覚えておくと、催眠術がずっと理解しやすくなりますよ。

そして、催眠術を学ぶうえで、「目を閉じてもらう」ことがよくあるのに気付いたかもしれませんね。でも、「誘導文(テンプレート)をどうやって覚えるの?」って疑問に思う方もいると思います。

「テンプレートを一つ一つ暗記すればいいの?」と聞かれがちですが、実は、テンプレートに頼りすぎると、後々、柔軟に対応できなくなってしまうんです。確かに、テンプレートを読めば、その場では上手くいくかもしれません。でも、それだと、テンプレートに依存しすぎてしまい、本当の技術が身につかないんですよ。

だから、最初から、「この状況でどんな言葉がふさわしいかな?」と考えながら、自分で誘導文を即興で作れるようになることが大切。そうすることで、どんな状況でも柔軟に対応できる催眠術師になれるんです。

 

練習のコツと、練習パートナーを見つけるやさしい方法
催眠術を学ぶ上で、「練習相手はどう見つけたらいいの?」という質問もよくありますね。ここでいくつかアドバイスします。

家族や友達に頼むのは、一番思いつきやすいかもしれません。でも、ちょっと待って。家族や友人に頼む前に、催眠術の基礎をしっかりと身につけておくことが大事。理由は、親しい人とはラポール(信頼関係)を築くのが予想外に難しかったり、練習の過程でネガティブなフィードバックを受けると、学習意欲を失いがちだからです。

では、どうすればいいのでしょうか?

- 社交の場に積極的に出かける
- SNSで同じ趣味の人を探す
- 催眠術のスクールやワークショップに参加する

こうした方法なら、新しい出会いがあり、催眠術に興味を持ってくれる人も見つかりやすいです。



ただし、キャバクラで練習相手を探すのはお勧めできません。なぜなら、そのような場所では、催眠術の練習に適さない気の流れや、不適切な関係性が生まれやすいから。催眠術は、相互の信頼と安心感の上に成り立つもの。だから、健全でポジティブな関係性を築ける環境で練習することが、とっても大切なんです。

練習方法と相手を選ぶ時は、このポイントを心に留めて、自分にとって最適な方法を見つけてくださいね。

 

【催眠術の世界を楽しもう】

3つのレベルで学ぶ催眠術
催眠術を楽しむにあたり、どんな種類をいつ使うかがとっても大切。催眠術はただの魔法じゃないから、順番に気を付けてね。

最初に覚えるべきは、催眠術の基本の「キ」。それは、催眠術を深めていくために、段階を踏んでいくこと。

催眠の旅は、すぐに深い海に飛び込むのではなく、ゆっくりと浅瀬から始めるのがおすすめ。だって、最初から深いところへ行こうとすると、旅が難しくなっちゃうから。



そこで、催眠術は大きく3つのレベルに分かれるんだよ。

1. 【レベル1:運動系】
ここでは、体を動かすことに関する催眠術を紹介するよ。「手が開かない」や「目が開かない」など、身体の動きを制御する楽しいものがいっぱい。

2. 【レベル2:感情・感覚系】
次に進むと、心や感じることに関わる催眠術が登場。「飲み物の味が変わる」や「笑いが止まらない」など、感覚を変える魔法がいろいろ。

3. 【レベル3:記憶系】
最後に、思い出や時間を操るような、もっと深い催眠術。「名前を忘れる」や「時間が止まる」といった不思議体験ができるよ。

この順番で催眠術をかけていくと、成功しやすいんだ。でも、実は、催眠の世界はもっと広いんだよ。最初にちょっとしたトリックを使って、催眠に入りやすくする方法もあるんだって。でも、この辺のコツは、実際に多くを学んで、たくさんの人に催眠術をかけてみることで、少しずつつかんでいけるから、焦らずにね。

催眠術の順番を覚えて、楽しい催眠の旅を始めよう。そして、この素晴らしいスキルを、もっと深く探求してみてね。


【予備催眠ってなに?】再会した時の催眠術のコツ
もしも、前に催眠術を体験してもらったお友達と再び催眠の時間を持つなら、こんなコツがありますよ。

予備催眠について、みんながよく聞くから、ここでお話しするね。実はね、同じ人に2回目の催眠術をかける時は、最初にやった「導入の部分(ラポール作り、メリットの共有、トランスへの誘導)」はスキップしても大丈夫なんだ。

つまり、直接

- 手が開かなくなるような魔法や
- 味が変わる不思議、
- 名前を忘れちゃうような楽しいことから始められるってわけ。

前に一緒に催眠の冒険をした人は、導入の部分はもうクリアしてるから、次回会った時はもっとサクサクと楽しいことに挑戦できるの。

これを賢く使って、テレビの前や大事な場面で、さっと催眠術をかける準備をするのが「予備催眠」っていうんだよ。

テレビやYouTubeで、「こんな簡単な言葉だけで、ほんとに?」って驚いたことあるよね?でも、導入がしっかりできてれば、それでOK。それが予備催眠のすごいところ。

予備催眠で特別なことをするわけじゃないの。ただ、前もって催眠を体験してもらってるだけ。それで、次に会った時は、もう準備OKってわけ。

「予備催眠した後、どれくらいでまた催眠できるの?」ってよく聞かれるけど、実はずーっと効果があるんだよ。1年たっても、スムーズに催眠の世界に入れるから安心してね。

ただ、新しい催眠誘導のハイブリッド催眠を使えば、初めての方でも、予備催眠なしでスタートできるんだって。催眠術はいつも新しい発見があって、とっても楽しいよ。



この記事を通して、催眠術の「かけ方」の全体像を掴むことができますように、わかりやすく解説しています。それぞれのステップには、細かなコツやポイントがあるんですが、この記事を最後まで読めば、「催眠術のかけ方」について、まるでプロのように理解できるようになっているはずです。

実は、プロの催眠術師も、基本的にはここで話したようなことを実践しているだけなんです。だから、あなたが催眠術を学ぼうと思えば、意外とすぐにできるようになるかもしれませんよ。催眠術は難しそうに見えても、基本の理解と少しの練習で、誰でも楽しむことができる不思議なスキルなんです。

 

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2024,04,02 火曜日 12:37 AM