催眠誘導文 真夏の海
あなたは今、真夏の心地良いビーチで砂浜に座って海を眺めています。
暖かい風と、サンサンと輝く太陽。
入道雲と、遠くから聞こえるカモメの声。
あなたは夏を楽しんでビーチを堪能しています。
あなたはゆっくりと立ち上がり、海に向かって歩き始めます。
少し遠くにビーチで遊ぶ子供達の声も聞こえます。
海に足を踏み入れると海は暖かく、水の感覚が心地良い。
あなたは沖に向かって歩き始めます。
しばらく歩いてあなたは海の中に身体が完全に入ってしまいましたが、そこはイメー
ジの中の海なので、呼吸もできるし、目を開けることも出来ます。頭上に海面が揺ら
めき、太陽の輝きが波に揺れ、キラキラととても美しい。
海の中は心地良く、生命が海から生まれた事を感じる事ができます。
赤や黄色の美しい小魚達の群れ、呑気に泳いでいるマンボウや100年以上生きている
亀もいます。
ワカメもあなたに手を振ってあなたが来た事を歓迎してくれています。
あなたは深い深い海の底へ向かって歩いていきます。
海の中では身体が軽く、反重力状態に感じます。
海が深くなってもあなたの心は軽く、どんどんと海の底に向かって歩いていきます。
しばらく行くと太陽の光が届かなくなって来て、段々と音が遠く感じるようになって
来ます。
身体の情報が遮断されるような、不思議な心地よさを感じます。
そしてあなたは自分の心の奥底のさらにさらに深い部分に到達します。
あなたの身体は段々と何も感じられなくなって来て、頭の中は真っ白です。
頭が真っ白になって来て、あなたは海と一体になり、あなたは地球の一部になります。
あなたが催眠から目を覚まして、私があなたの手を軽く握ったその途端、あなたは今
と同じ状態、今よりもっと深い催眠状態にもっと早くもっと簡単に気持ち良く入って
いく事ができます。
あなたが催眠から目を覚ますと、必ずそうなります。
この暗示は催眠から目を覚ましてもずーっと消える事なく続きます。
1つ、2つ、3つ！
パチン！
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