実際は教科書通りにはいかない
本日はノンバーバルヒプノ東京練習会があります。
おはようございます。催眠術師の田村です。
今日は催眠療法に関するお話です。
世間ではなんちゃら心理療法協会ですとか、なんちゃらヒーラー連盟ですとか、いろんな名前の催眠療法系任意団体が有り、お金を払うと簡単に資格を発行してくれます。
日本人は肩書きに弱いからね。
肩書きなんて本来何の意味も無いのに、むしろ洗脳の第一歩で、肩書き詐称してまで相手を威圧する為に使う人までいる始末です。
彼ら(彼女ら)も一応一通り催眠療法に関してお勉強はするんですよ。
でも私田村も個人セッション承りますが、実際の患者さんと言うのはそんな教科書通りの人なんて来ないんですよ。
症状の他に性格も根深さもトラウマも有ります。
最も厄介なのは複合型です。
患者さんが来て、「症状はどのような状態ですか?」と聞くと、
過去に離婚していて、チック症で、暑い寒いがわからない。口の中にバターを塗ってティッシュでもつめらっれた感じがする。会社が潰れてから症状が悪化し、鬱気味。満腹・空腹がわからない。人につけられている気がする。
等と言われます。
皆さんならどうしますか?
教科書だけじゃ対応が難しいでしょ?
実際の施術と言うのはこういうのを改善させるんですね。
例えば上記の場合は
「暑い寒いがわからない」と「満腹・空腹がわからない」が2次的症状ですよね。
例えば怒りがMAXになるとお腹が空いているのを気付かないのはご存知でしょうか?
感情が行き過ぎるとこの部分に症状が出ます。
ですから他の症状の方を改善させると「暑い寒いがわからない」と「満腹・空腹がわからない」のこちらの症状は自然と改善します。
教科書だけではわからない事も有るんですね。
田村は催眠療法は催眠術カフェをやっていた為にお客様が気軽に相談する為、施術数だけは馬鹿みたいに多いので、複合型も対応が出来ますが、通常ですと難しいですよね。
ただ、催眠療法がどんだけ出来ても、田村が催眠療法の分野で有名ではない為に催眠療法講座の申し込みは来ないですねw
ではでは日々勉強ですね。
日本催眠術倶楽部
催眠術師 田村
2013,07,14 日曜日 08:09 AM