恐山のイタコさん
本日は未来進行催眠についてお話したいと思います。
催眠術師の田村です。
青森県南郷村では何かを決める際にイタコさんにお伺いを立てるそうです。
このコミュニティが珍らしいと思ってはいけません。
昔からこのように未来視やリモートビューイング(千里眼)等を淡々と行う地域が有ったのは有名です。
海外で有名な所ではマヤ文明がそうです。
マヤと言う都市国家ではこの都市を上げてさかんに未来視が行われていました。
古代マヤ文明は予言文明です。
時間を読み解き、未来を見て、的中させる技術が優れた文明でした。
古代マヤ人は日常的に未来視を行っており、未来視を行って、最も的中率の高い霊能力を持つ者に「チラム・バラム」と言う称号を与えました。
チラム・バラムの予言は神格化され、国の政を決める重要な手がかりとなりました。
古代マヤ人が残した考古学資料に「チラム・バラムの聖なる予言」と言う書籍が有ります。
その書籍にはいくつかの歴史的事件については正確に予言されていました。
特に古代マヤ人にとっての大事件、「白人のアメリカ大陸到来」に関しても、この書物の中に記載されています。
古代マヤ人は赤人なので、皮膚が赤っぽい人種であり、髪は黒髪です。
当時は皮膚の色が白く、金髪の白人を見た事のある人などいなかったのです。
しかし、「チラム・バラムの聖なる予言」には白人の特徴がはっきりと記載されているのです。
アメリカ大陸への白人の到来する年と月を当て、その寸前までマヤ文明遺跡で生活を送り、白人が来る少し前に突然古代マヤ人は遺跡から姿を消したのです。
この、次々に予言を的中させているマヤ人の未来視を神秘化し、マヤ歴(マヤカレンダー)を何か自分を変えてくれるものとする風潮が見受けられますが、本来マヤ歴(マヤカレンダー)は、正確で詳細な未来視を助ける補助的な道具にすぎません。
しかし、古代から連なる催眠術と言う技法を学ぶ催眠術師と言う職業上、この精度の高い未来視に興味が有るのは当然です。
しかし、マヤ文字の解読も徐々に進んでいるようですが、実際のチラム・バラムが行った未来視の儀式様式とその内容が歴史書籍に残っている事を願うばかりです。
また、この青森に伝わるイタコ文化も大切にしていきたいですよね。
日本催眠術倶楽部
催眠術師 田村
tamura@j-002.net
2013,08,01 木曜日 12:00 PM